ハビタ上越インターナショナル

HABITA上越インターナショナル 有限会社匠小山住建
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» 2012 » 6月 » 13のブログ記事

液状化現象とその補助体制

 

震災後の見直しでは全壊の扱いは従来通りですが、1/60以上1/20未満の傾きを大規模半壊と判定することとなりました。僅かな傾きに見えても、居住者に頭痛やめまいなどの症状が現れ、実際はかなり住みにくくなっていることも今回の改訂に至った一因です。また住宅の基礎などが地面に潜り込んでしまうようなケースについては、一部損壊と判断され補助基準から外れてしまっていた家屋も、この改訂によって対象に変わるケースが増加しました。

 

またその周辺地域一体で発生する、という液状化現象の特質上、道路などの公共施設と住宅を一体的に地盤強化し、今後起きることが想定される大規模地震に備える動きもあります。大規模発注になるので、個人の宅地が各々工事を行う場合よりも最大で半額になると見込まれています。またこのような一体的に液状化対策を行っている市町村に国が補助金を出す新制度も創設され、補助を受ける規定は厳しいものの、個人ではなかなか手を出しにくい対策に国が乗り出そうとしている姿勢が見えます。まずは千葉県から始め、全国に拡大していく予定だそうです。

 

しかしながら補償対象が拡大しているとはいえ、被害にあわないことが一番なのは言うまでもありません。土地購入時に利用履歴を調べる際には、液状化現象のことを念頭に置いておくことも、地震大国で住宅を長く住み継いでゆく為に大切なことの一つでしょう。

 

 

 

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最低基準の1.2cmの傾斜とはどの程度のものなのでしょう?

物は転がるのかな?体には感じない程度なのかな?

傾きに気付かなかったり、生活に支障がでないくらいならいいですけど

その傾斜によって具合が悪くなるのは問題があります

液状化現象が起こらないことが一番なんですけどね

 

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