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【フラット35】Sエコ

投稿日: 2012-04-09

フラット35Sエコ

◎お得な金利引下げ内容は、平成24年10月末申し込み分まで

 

 

住宅ローンは公的機関である住宅金融支援機構の「フラット35」と、民間の銀行によるローンの2種類に大きく分けられます。「フラット35」の特徴は、その名の通り借り入れしたときの金利が最長35年間変わらないという点にあります。

 

「フラット35S」は、「フラット35」を申し込んだ方が、省エネルギー、耐震などの条件を満たす住宅を取得する場合に、10年以上の金利優遇を受けることができる制度です。「フラット35S」は“ベーシック”と“エコ”に分類され、金利等の優遇幅や期間などに差が設けられるようになりました。

 

新しく誕生した「フラット35Sエコ」は、東日本大震災からの復興・住宅の省にCO2対策を推進するため、基準に適用する住宅について金利引き下げ幅を拡大するというものです。金利引き下げ幅は、当初5年間フラット35の借入金利より、被災地は1%、被災地以外の地域は0.7%になります。

 

金利のプランはA、Bと2種類あり、大きな違いは6年目以降の金利の優遇が10年目までか20年目までかということです。フラット35の総返済額※を比べると、Aは221万円、Bは157万円得をします。被災地ではさらにAは270万円、Bは206万円の得となります。しかし、基準を満たすためには、建築コストにも反映されるため一概にどちらのプランが得かはいえないものです。返済計画に合ったプランを選択される必要があります。

 

AとBの金利優遇の違いは申込み時の住宅の基準によって分けられます。たとえば、長期優良住宅の認定を受けていれば金利Aプラン、省エネルギー性(対策東急4)の基準に該当していれば金利Bプランです。

 

「フラット35Sエコ」の金利引き下げ幅拡大期間は、平成24年10月31日申し込み分までですが、「フラット35S」には予算枠があり、予算金額に達する見込みの場合それ以降に受け付けを終了する場合があります。

 つまり、早い者勝ちというわけです。今年、家を建てる計画のある方は、建てたい住宅の仕様と、建築地(被災地かどうか)の確認をし、早めにローンの相談をすることをお勧めします。

 

※総返済額:借入額3,000万円、借入期35年、元利均等返済、ボーナス返済なし、金利2.2%、被災地以外の場合。